これからのことは夜が明けてから

ユーモアたりてる?

FF15が想像以上に良かったという感想と想いの消化をさせて欲しい

まさかブログ作るほどになるとは思わなかったんだけどまあこういう何かの感想をいうのにツイッターの140字は足りなすぎるのでいい機会だったんだろうな

というか本当によかったんだよ…私あまり感動で泣かない方なんですがこれはもう気がついたら涙が流れてて、これは自分の中で噛み砕いてアウトプットして整理して彼らと共に思い出として残したいなと思ってこういう形で残そうと思いました。

 

DLCまでガッツリネタバレるので許してな!

 

  12歳の頃のような友達はもう二度とできることはない

この物語は冒頭でもう完結してると思っていて、というのもこれ始めたばかりの時にツイッターでも言ったんですが冒頭でスタンドバイミーがかかるじゃないですか、あれが全てなんだろうなと。ちょっと製作者インタビューとか拝見していないのであくまで私が感じたこととしてなのですがスクエニさんは「映画スタンドバイミーを体験するゲーム」というと直球すぎるけどそういう類のものを作りたかったのでは?と思いました。

製作の途中でそうなったのかそもそも基盤としてそういうのがあったのかはわからないけど、荒野をゆく男4人とその人生、友情ってもうもうスタンドバイミーじゃん…というのとあの名曲スタンドバイミーが冒頭でかかったときの「あ これはそういう話なのか」感。とにかくこの作品に最高にマッチしてると思います ほかの曲はありえないというくらいには。

 

映画スタンドバイミーの話を少しするんですけど、個人的にあの映画のテーマだと思っていることが2点あって、

  • よく持ち出される題として「結果か過程どちらが重要か」ってやつがあるけど、それに回答するなら個人的にあの作品は「過程」(であると思っている)
  • あの数日間の冒険を通して人生を描いている(死体を見に行くっていうのも、生まれてから死に向かってる人生のその様というか)

しかも彼らは当初の目的であった死体を発見して名をあげるっていうのも放棄して最後は匿名で通報して家路につくしね。そんなことがもうどうでもよくなるくらい、広大な大地に横たわる「死」を感じ、それまで感じてきた言い表しようも持って行きようもない大きな感情を分け合ったのだから。

(というかエピソードアーデンのバハムートの「ルシスの血族は闇であるアーデンを真の力を持つ次代の王が討つことによって絶える」的なことを思うとほんとに死に向かって歩む物語になってるんだけど、そういうことなんだろうか…?)

だからスタンドバイミーが流れた時「ああこれはそういう話なのか」と思ったの同時にこうも思った、ああ これはきっと彼らにとってハッピーエンドではないんだろうけど、大切なのはその道中みんなと過ごした時間と思い出なんだろうなと。

もう私の場合は親切なフォロワーさんたちが「飛ばすな」「ゆっくり楽しんで」「よい旅を!」と声をかけてくださっていたこともあって、これは存分に楽しんだ方がいいぞと心の準備をすることができました…まずその点に関して改めてこの場をお借りしてお礼を申し上げたい。ありがとうございました、いや みんなどうもな

おかげで父ちゃん死んだ後に釣りに意地になったりしてても罪悪感が薄れたよ、まあアーデンに指摘されたときはいやほんと申し訳ないと思ったけども。

 

 で映画のスタンドバイミーの話またちょっとするんだけど、あの映画のラストを締めくくる主人公の言葉「12歳のときのような友達はもう二度とできることはない」っていうのもこの作品に当てはまるよなあと思っていて、アニメ見る限りだとまさにそれくらいの頃にはもうみんなと顔合わせてるよね〜〜〜〜…って思うとほんとぴったりだなこの作品にって思うんですよね…もう卵が先か鶏が先かみたいな感じになってくるけどいやほんとに…最高にこの作品にあってるよ、スタンドバイミー… 

プレイしててうわ〜〜〜〜マジでこれスタンドバイミーだって思った点がもう一個あって、プロンプトがモーテルに泊まった時にぽろっとこぼした過去の話

プロンプトは内気な性格と自身の生い立ちのことがあって友達ができない子だったし、なんならノクトたちといることに今でも負い目を感じてたりもする。王族と王族に仕える一族の中にいる唯一の一般人だしね…。いつも明るく仲間の雰囲気を和ませるムードメーカーな彼が零した、心の一番やわらかいところに閉まっていた想い。それも夜にふたりきりの時間に。もうまさに映画にもあったシーンだし、その時間と思い出がまさに映画でも大事だったじゃないですか、やっぱ過程が大事なゲームだよなと。

 

4人旅?いやこれは5人旅だよ 彼らと、私たちの

私は作品を見る時は舞台を見る第三者であり観客であるタイプで、ゲームにおいては演出家とか監督とかそういう舞台の「外」にいる方なのですがFF15においては完全にやられた。やられてしまった。私は彼らをみていた第三者じゃなく、彼らと旅をしていてしかも最終的に彼らに友情を抱いてしまった。まるで自分の友人のように彼らに親しみを抱いてしまった。もう完敗というか、別に何にも負けちゃいないんだけど いやノクトにもう負けたんだろうな我々はきっと。やられたというしかない。

 正直ノクトの第一印象なんてこれみんな思うんじゃないのって感じだけど、「王子…お前王子…?大学生か何かではなく…?」

このゲーム賛否両論だったと思う点はいくつかあってそれはあとでまた言及するけども、彼ら4人をホストだなんだ揶揄するやつは本当にお前ゲームやった?ちょっぱやでクリアしたんじゃないの?そうじゃなきゃ浅慮かまあ何にせよ私たち価値観が合わないってことだねこの話はやめようかって感じなんだけど(こんなに熱くなるほどマジで彼らに肩入れする自分にここで驚いている)、まあでもそう言われるのもわからなくないくらいには王家の人間には見えないほどノクトが「軽い」。最初は。

かったるそうだし走ればすぐにだるい・暑い・ねみいの三連コンボ。野菜は食わないし好き嫌いも激しい。部屋の片付けはできないし、王子の仕事はサボる。あ、いやゲームにおいて釣りしてサボっていたのは私なんだが。お前歳は!?いくつ!?あっえっハタチ!?二十歳…はたちか…確かにそれはまあまだ色々無理か…

でまあ代々そうとかそうやって育ってきたというのを置いておいてもイグニスをはじめとした周りがもうすげえ甘やかすじゃん、え 大丈夫?もうちょっと厳しくしなくていいの…?この子独り立ちできないし今後生きていく上で大丈夫なの…?でも王子だもんネ…なんて思いつつ内心思った。いや私は甘やかさないぞと。君らが彼に飴をやるなら私は叱咤激励するぞ心の中で。そう思ったんだけどなあ。結局最終的にはもうしょうがないなって思っちゃうんだもんな…

グラディオがほんといいムチでしたけどね。彼は本当にまっすぐだから不器用なノクトは接するのに困ること多かっただろうね…ほかの人間にはよき王であれるのに、一番近くにいる人には面と向かってごめんもありがとうも上手に言えないんだから。ほんとよくぞ一度に押し寄せてきた色んな出来事や感情や責任を背負ったなと。ほらもうこう思っちゃうじゃん、負けだよ。

この作品はね彼らに親しみを感じていつのまにか友情を抱かせるそういうゲームだった…彼らを友人のように思ってしまうくらいにはもうあいつらをかわいいと思っている自分がいる

 

これは完全にスクエニにやられた点だと思っていて、彼らがあまりに普通の人っぽいのも、暑いだるいねむいとあくびをするのも、食事を食べて楽しそうにするのも、好物食べると機嫌がよくなるのも、車ではしゃぐのも居眠りするのも、風の心地よさを感じるのも我々が常日頃やっていることなんですよね…。料理をめちゃくちゃハイクオリティにリアルにありそうな感じに描いてるのもそういうことですよねきっと。これがあまりにRPGみたいなご飯だったらたぶん私たちは彼らのことを好きになっても友情は抱かないんですよね。ドラゴン見てすっげ〜RPGみたいって言うんだもん。そりゃお前らの世界だろってならず、すっげえって一緒にはしゃいじゃうくらいには彼らと私たちの距離って近いんですよね。

ゲーム開始した時点で困惑したのが、グラディオが縦書きの本を読んでいたことと、アニメの世界があまりに日本ってかこれ新宿だよな?って感じだったのでどういう世界線なのこれって思ったんですが、これはどうも製作者曰く日常からファンタジーの世界へ共に旅立って欲しいということだと何かで目にしたのですが、これもまさにですよね…インソムニア 眠らない街 新宿か〜w ってちょっとなるけど。カニ道楽な寿司屋とか大手メガバンクだなこれって景色の中に彼らがいるのやっぱちょっと笑えるけども! うっわこれ都庁方面の地下通路だわとか、うっわノクトんち都庁〜ってなるけど。東京駅もあったからミニマム東京だなきっとありゃ

 

でもこれ惜しかったなというかこれ賛否両論わかれるのこのせいだなって思うポイントでもあって、この世界観のアンバランスさを感じさせない導入がゲーム内に欲しかったなぁとは思いました。製作者インタビューとかアニメもそういうの一部しか見ないだろうし。。ファンは見るだろうけどね〜〜…

せっかく初めてFFをやる人へっていうのもあったんだからちょっと欲しかったなって思うところではありました…。なんならどこかのポイントで4人が王都で過ごしていた日々を描写するとかはちょっとほしかったですね、まあ今は意味合いが違くてもっと4人を見せてって感じなんだけども!!!!

 

とまああまりに彼らが楽しそうに写真とったり新しいものに触れて驚いたり、魔法を避けきれず氷まみれになって寒そうにしたり、焦げた服と顔でじとっとノクトをみたりするのでだんだんこちらも、ごめwごめんってwみたいなテンションになってくる。写真をとって「お いい感じ」「この写真いいな」「でしょ?俺も好き」なんてやりとりをみてると「おおいいね 私も好き」って気持ちになってくる。

あの撮影機能本当に最高だなと思っていて、何がいいってプロンプトが勝手に撮るってことですよ。あれプレイヤー任意の撮影だったらたぶん「監督」の気分に戻ってしまうと思う。なんでそこシャッターたかなかった?とか自撮り…?プロンプト写ってないけど…?なんてクスッとくる写真のせいで、もうプロンプト写真撮るの下手だなあってなってしまう。ほらまた好きになる。まあ王墓の中で集合写真撮ってたときはさすがに不謹慎だからやめとけてって思ったけど。おかげでエンドロールで笑うはめになったし。でもこの撮影をゲーム内に用いたスタッフのボーナス5倍にしたい。それくらいこのゲームにおいて重要な要素になってる、ありがとう楽しい時間でした。あ、5ってのはもちろん彼らと私からの気持ちってことで(ウィンク)

  

運命は突然やってくるのか、はじめから傍に在るのか

その前にさあ、

オルティシエ行ったら終わりじゃんこのゲーム!!!!?!?!

いきなり見出しよりでかい字で取り乱してすまんって感じだけどほんとね!?びっくりしたわ

最終的に帝国討ちにいくならこっち戻るだろ、大都会オルティシエ気になるからちょっと行ってみるかと思った私に待ってくれと言いたい。だってオルティシエにレガリア商品とかあるじゃん…これあとでシドニーにいじってもらおって思うじゃん…バカ…ほんとバカ… なにアンブラお前過去に戻るってどういうこと…?親切機能か?と思った私バーカ!!!オルティシエの海に沈め! いいところだよなあそこ。もうちょっとプラプラするんだった…。一通り行ったとは思うんだけどさ…。 

いやまあ戻れるんだけど戻れねえだろ!?!気持ち的にさあ!?ルーナが死んでしまってイグニスが失明して、いろんなものを失ったノクトとしゃきっとしろと叱咤するグラディオを見て戻れるか?!戻れないだろ 戻れないんだよなあ…。

何も言わないノクトに腹がたつグラディオの気持ちもノクトの気持ちが整理つかないことも察せるから本当にしんどかった…。イグニスのフォローは俺らがすればいいと言ったプロンプトに対して精神論じゃどうにもならないと返すグラディオほんと辛かっただろうなと思いつつ、やはり彼は盾として生きている人だなという凄みを感じるシーンでしたね…。

 

で、本題なんですけど楽しかったときは過ぎ、人生の問題に向き合わなくちゃいけないときっていうのは絶対にくるんだけどでもさあ、でもさあ そんな理屈はいい大人だったらみんなわかってるし、4人もわかってるしましてやノクトなんてきっとそうやって育てられてきたのだから頭じゃそんなことはわかってんだよなあ、でも心はさ…ってのが人情じゃないですか

でも現実はなんて言ってる間もないくらいに色んなことをノクトが襲うじゃないですか、辛さのオンパレードってくらいに一気に急にくるじゃん、ついさっきまで賭場でハイタッチしてたのにさ

あのわずかな時間で自分の人生に向き合うことができる人間がどれだけいる?しかも20歳そこいらの若者なんですよ彼。覚悟を決めたというよりならざるを得なかったと言う方がもしかしたら正しかったかもしれない、だって「王はどんなときも立ち止まってはならない」から。仲間が転ぼうと、自分のために誰かが犠牲になろうとも。

 

この話ってある人間達の人生を描いてるくせに人としては生きるなって彼らに言ってるんですよ、そう思うとなんて無情なんだというしかなくて、実際エピソードイグニスでイグニスが言ってた「みんな自分の責務を果たしただけ」「怒りをノクトに向けるのは間違ってる」あたりほんとその通りなんだけど、でも将軍が言った通り理屈でしかないんだよな、ノクトだってそうしたくて走ってきたわけじゃ決してないと思うんですよね。ルーナだって大好きな人のそばにただいたかったって泣いてたけど、みんなが心はそうなんだよな…人である前に王であれ神巫であれっていう道を歩まされてるんですよね… ノクトに至ってはルシスの王としての自覚だってままならないのに、それが真の王の覚悟をしろなんて、酷な話だろうっていうか普通無理だと思うんだけど、バハムート曰くそれが彼の「運命」なので従わなければならないんですよね…これなんで、なんで?驕った人間への罰ってことか?アーデンも巻き込んで2000年もかけて?

ちょっとノクトが眠っていた10年がゲームでは一瞬で過ぎてしまったのでそこのところまだ深く理解できてないんでまとまってなくてすみません…

 

あなたのありがとうの一言だけで彼の人生は報われてしまう

クソポエムみたいな見出しにしてしまったけど、イグニスとかお父さんの話していいですか?

ノクトが真の王であるっていうことをどの段階で知り得たのかわからないけど、お父さんは当然このことわかってたはずじゃないですか、最後の戦いの前のこの部屋嫌いだったの会話から察するにノクトが物心ついてる頃には少なくとも知ってたと思うのですが、我が子が世界のために命を捧げなくてはならないことの残酷さにどれだけ胸を傷めただろうかって話だし、その覚悟をさせるために育てなければいけない辛さたるやという話なんだけどレギスがどれだけノクトに愛情をかけたかっていうのは彼のお父さんに対する態度や感情を見ていれば明白なあたり、王でもあり父でもあったよき人だったんだなあ。

で襲撃の前にノクトを旅に行かせたこと、最初は息子を守るためだとか婚前旅行な側面としてみていたんだけども、真の王の運命を知っていたとなると見方が全然変わってしまって、これは王としてというよりも使命のある息子に「いい人生だったと思える時間」を父として最後にプレゼントしてくれたんじゃないかなと思いました…。

幼い頃からなかなか側にいてあげられない自分の代わりにイグニスを紹介したのも、側近としてということだけでなくノクトが寂しい思いをしないようにっていうのもあったんだろうなと思うとお父さん…お父さん…。てかエピソードイグニスのあの初めましての瞬間あれなあ、泣かせるよなあ…あんな風に花が綻ぶように微笑まれたら大切にしたくなるよなあ…

 

でイグニスの話なんですけど、本編とかあと特にアニメ見てるとすごくいやイグニスはお前のママか通い妻か何かか?????ちょっと頼りすぎではって思ったんだけども、あの天使のような笑顔だとか動物や子どもに優しい日頃のノクティス様のご様子をみれば、彼の心根が美しく清廉であることは確かだし、自分の使命から目は逸らしても逃げ出すようなことは絶対にないのは大事な話を日頃全然しない彼が激情したときに零す言葉の端に感じ取れるし、イグニスはさあそれをずっともう見てきたんでしょ? そりゃもう多少のわがまま好き嫌いは許すよな はたから見ると えっ…?ってなるけどね、そこがいいよ だって普通の関係じゃないしね

いやでもしかしですね、本編やってるとノクトちゃんとイグニスにお礼いいなよって思うポイントって結構あると思ってて、私は結構あってちょっとモヤっとしたりもしてたんです。いやノクトそこは親しき仲にも礼儀ありだし、明日死ぬかもしれないからありがとうとごめんなさいはちゃんと言わなきゃダメだよって思ってたんですよ。もちろんノクトが何も思ってないとは思ってないけど、言葉にしなきゃいけないことってあるでしょって グラディオとかもそこちょっと気にしてそうな節ありましたけど、なんかこう身内に対してそういうのが苦手だよね。

でノクトがそんなだから特に失明したあとのイグニスの献身がひどく刺さるときがあって、ノクトが気を遣ってかけた言葉も邪魔だったか?なんて答えてしまうくらいにはノクトファーストなイグニスと、それに気まずそうにするノクトを見たときは結構、結構こたえた…。グラディオもグラディオで礼くらい言えねえのかとか言うしな あの空気が一番辛かった…なんとか持ち直したと思ったら今度はプロンプトが離脱するし…ほんとなんで…数時間前まで私釣りしてたんですけど…

でもそんなノクトが10年の時を経て帰ってきたときの最後のキャンプでやっと、やっと、やっとみんなに対してお礼を言ったときのあのもう、なんて言ったらいいんだろう、なんかもう私あそこで涙が溢れてしまって、気がついたら「こんなときくらいちゃんとありがとうって言え」って言いながら泣いてて、もうほんとなんなんだろう、もうこれノクトに友情を感じていないと出ない感情だって思って、なんだよ私みんなのこと大好きじゃんかって思ったらどんどん視界が滲んで、こういう こういう感情になんて名前をつけたらいいのかわからないけど、なんだろうなあ なんなんだろうなあ…

 

でエピソードイグニスの方で描かれてた、イグニスとノクトの会話

あれ、あれ本当に 大人になるとああいう何気ないやりとりの方が心にくるっていうか、「色々あったけど楽しかった」という言葉をノクトから聞けたときの悲しいんだけど、それだけじゃないのが本当によかったなとか、思い出が共にあることの尊さを噛みしめてしまって、それでそのあとの「ありがとう」でもう涙が止まらなくなってしまって、イグニスはさあ、ノクトが人生そのものみたいなところがあるじゃないですか、それを重荷に感じたり辛くなったことがあったのか、それすらなかったのかは彼にしかわからないところだけれど、でもそんなノクトがありがとうって微笑むだけで、手を伸ばしてくれるだけで彼の人生って報われてしまうんだよなって思うと泣けて泣けてしょうがなくて、正直今もちょっと泣いてるんだけど、献身って悲痛に描かれることが多い中でかなり前向きな報いなんじゃなかろうかと思うとな、だってこれあなたがいてくれて良かったってことじゃんか、もうスタンドバイミーの歌の通りじゃんか、すげえなもうこの作品…サングラスにノクトの若かりし頃が映ってるのがなあ、泣かすよな。。

 

ラストの解釈について

これかなり意見割れそうじゃないかと思ってるんだけど、実際どうなんだろうか

結論から言うと私はノクト死亡の仲間生存だと思ってるんですが…。

全員死亡説とかも見かけたんですけど、みんな死んでたら辛すぎる。光をもたらしたその先で誰が彼の愛した世界を作るの?って話だし、プロンプトに話したみたいな生まれの関係ない国にしようっていう約束をどうか3人がノクトとルーナに見守られながら果たしてほしい。。。

ウェディングドレスを着たルーナが仲睦まじい様子でノクトと映るからえっ生きてる?って一瞬思ったけど、ルーナの見た目が死亡時と変わってないことを思うとこれやっぱこの世ではない限りなく穏やかで静かな暖かいところだよなって思ってしまうんだけど、どうなんだろうか…いや可能ならみんなに生きてて欲しいけど死者は蘇らないし、世界を作るのはいつだってその時代を生きる人間だからなあと思うと…。でもノクト髭剃ってんだよなあ…。神巫は死してもその魂を縛られる的なことを将軍が言ってたし、ルーナ本人が少しだけ遠いところからお守りしていますねと語りかけてきたあたり、守護する存在としてあの2人は昇華したんじゃないか的なことを思っているんだけど、生きているならこんなに嬉しいことはないのはもちろんだということだけは言わずもがなです。。ちなみに写真は初めてみんなで撮ったレガリアとの集合写真にしました。選ぶところも泣いてしまった。

 

おしまいに

一旦怒涛の勢いで吐露したのでクソ長文だし取り留めない感じになってしまったけど、一言でいうなら楽しい旅だったなって思いました。まだクリアしてないクエストもあるし、行ったことない場所もまだあるかもしれないのでまたみんなと旅を続けたいと思います。世界広いもんね

 

このタイミングでプレイしておいてなんなんですけど、実はこのFF15 作成しますという話があがった頃から楽しみにしてた作品で、当時私中学生か高校生くらいだったんだけどもその当時にこの作品が出来上がってなくてよかったなあって思いました。これはたぶん多少大人になった自分だから思うところ色々あって沁みたんだろうなって思う

 

またもしかしたら何かこうやって吐くかもしれないけど、とりあえずレガリアの運転を結構イグニスに任せていたのでこれからはがんがん道なき道を進んでやろうと思います。どんなに荒っぽい運転しても笑ってくれるグラディオ好き

 

いやあしかしな、しかしほんとノクトも言ってたけどほんとなあ、辛れえな…

とりあえず初めにやっぱつ令和って言ったやつ、思い出して若干じわっときたから許さねえからな 達央の演技が凄すぎてふつうに辛くなったけど

 

思い出が共にあってくれること、かけがいのない時間が人生を慰めてくれることの素晴らしさとあたたかさを感じるよい作品でした。楽しい時をくれた製作者の方々と彼ら4人、そしてノクトの側に、私たちの側にいてくれる人たちにありがとう。これからもちょこちょこ彼らに会いに行きたいと思います。まだ釣ってない魚がごまんといるからな。ええ 私ヌシを釣ります、必ず釣ります。

 

そういやFF7リメイクするっぽいですね 今回は信じてもいいのかな〜 気長に待つかなあ